1978-04-14 第84回国会 参議院 決算委員会 第11号
これに対して猪俣議員が、 そうすると今総理のお答えは、自衛権に基く戦争は否認しない、ただそれを濫用することだけは困るということを言うたので、自衛権に基く場合においては戦争もまたやる覚悟であるというふうに承ってよろしゅうございますか。 と、こういう質問をしております。
これに対して猪俣議員が、 そうすると今総理のお答えは、自衛権に基く戦争は否認しない、ただそれを濫用することだけは困るということを言うたので、自衛権に基く場合においては戦争もまたやる覚悟であるというふうに承ってよろしゅうございますか。 と、こういう質問をしております。
○猪俣議員 政治亡命者保護法案の提案理由の説明をいたします。 最近、国際交通の発達と周辺諸国の政情不安定を反映して、わが国に政治亡命を求める外国人が増加する傾向があります。
○山田(太)委員 先ほどから猪俣議員からの質疑を通しましてほとんど言い尽くされたと存じますけれども、ただ、私も法務委員の一人といたしまして、先ほどの質疑にありましたように、法務大臣の失言については、もう一度私としてもただしておきたい。その意味において簡単な質問をいたします。
○猪俣議員 先ほど榊近委員が答弁されましたように、在朝法曹と申しますか、裁判所側、検察官側は、法の安定性というようなことを強調される。これはやはり日本の刑事訴訟法がずっと形式的権威主義を法の安定性というふうに考えて、今日まだその頭が抜け切らぬのだと思うのであります。私どもも法の安定性なるものを考えないわけではありませんが、しかし、現行の日本の刑事訴訟法の再審の門は、非常に狭過ぎる。
○猪俣議員 ちょっと提案者から。本案のいまの質問は終わったのでありますが、なお質問者があるならば、質問をしていただきまして、審議をすみやかに遂げられることを希望したいのです。質問者がなければならないように処理していただきたいと思います。
私が危険なところに送り返すということをやらないのは、本人の意思に反してあぶないところには、日本の国としては、人権擁護の上から絶対に送らぬようにしようというこの方針はずっと堅持をしておる、こういう意味でございますので、そこもとが、何か本人の意思に反して無理やりにあぶないところに送ったのじゃないかというふうに猪俣議員はお考えになっておるのじゃないか、非常にそこに相違があるように私は考えておるのであります
○勝尾政府委員 猪俣議員の御指摘がございましたように、現在網走刑務所におきます村上国治の行状でありますが、去る五月一日に行刑累進処遇令に定められております二級に進級をいたしております。さらに、現地刑務所長の報告によりますと、村上国治を直接処遇担当している職員も、本人の行状をほめております。なお、同僚との折り合いも良好であるということでございます。
○猪俣議員 この占領中の混乱状態というものは、大竹さんもよく御存じのように、裁判所なんかも焼けてしまっておったというような状態、いまの答弁を見ても、記録が全部焼けてしまった、答弁ができないというような説明員の答弁もあったようです。終戦直後は、社会全般が非常に混乱しておった。こういう社会全般の混乱しておったときに、ほんとうに厳正公平な裁判というものは行なわれるかどうか。
○猪俣議員 先般の大竹委員の御質問で、死刑の確定犯人だけに限らず、そのほかの犯罪人についても、占領中の裁判は不公正だというならば、同じく再審の道を開くべきことが公平じゃないか。ごもっともな御議論だと思うのであります。それに対しまする答弁といたしまして、実はこれは背景に、思想的根拠としては死刑廃止論というヒューマニズムの考えから出た根本思想があるのだ。
○猪俣議員 いろいろ御意見もあると思いますが、私どもは、限時法として期間を定めるのには、やはり占領直後ということがもっとも妥当性がある、そしてこれはわれわれが考えるのみならず、日本政府自身が考えまして、昨日申しましたように、昭和二十七年に、平和条約が発効しますと、平和条約の実施に伴う刑事判決の再審査等に関する法律なるものを出しまして、そうして占領中におきまする連合国人が受けた有罪判決に対して、平和条約発効
○猪俣議員 私は、その答弁に当たられた人がだれであるか、ちょっと聞いておらなかったのでわかりませんが、しかし、これは実務家ならばすぐぴんとくるはずです。
○猪俣議員 実は、いま再審問題につきましても法制審議会で審議中であります。これはあらゆる学者が集まって、その道の役人が集まって審議しておりまして、相当権威あるものだと私ども思っておるわけであります。しかし、ここはなかなか議論が多くて、結論を出すのになかなか容易じゃないのです。それだけ慎重ではございましょう。
について御質問をされまして、出られた学者にお聞きになったのでありますが、それらの先生方は、ただ条文の上において「明らかな証拠」とあるのと「相当な証拠」とあるのでは、条文の上から見て、また実際的にはあんまり実益がないんじゃないですか、こういうお答えがあったようにお聞きするのでありますが、もちろんことばで明らかなように、「明らかな証拠」と「相当な証拠」ということは違っておりますけれども、これについて猪俣議員
○赤間国務大臣 お答えを申し上げますが、私は、別に先輩の猪俣議員の発言に取り消しを要求するとか、そういう法規めいたことをやるつもりはなく、またやったのは、私は全然そういう意味はないのであります。私は尊敬する先輩として、お取り消しになったらいかがでございますかという事実上のことを申し上げた、こういうふうにひとつ御了解を願いたい。
ただ、三派全学連に対して破防法を適用するかどうかということは、猪俣議員からもいろいろと老婆心からありがたい御注意をいただきましたが、これは重要な法律でございまするので、十分あらゆる面からこれを研究して、遺憾のないような取り扱いをするということも、この破防法の性質からやはり当然じゃないかということで、私としましては一生懸命にこれの研究をいたしております。
順序といたしまして、先ほど長官から九条についての解釈もあわせて承ったわけでありますが、これも予算委員会だったと思うのでありますが、わが党の猪俣議員と総理とのいわゆる九条の解釈についての問題でありますが、いわゆる侵略戦争は否認をする、自衛戦争は認める、憲法には、韓国でも西欧諸国におきましても、侵略戦争を認めていない、すべて自衛戦争を認めておる、そして軍隊を置く、軍隊は自衛戦争にしか使えない、こういうふうな
きょうは逆に長官から講義を受けたわけなんですが、総理大臣は猪俣議員に、きょうは猪俣議員に憲法の講義を聞くというような発言があったのでありますが、私どもは、ことばの使い方ではないのです。国民の一人として、わが国の防衛なり将来のあり方について心配をしておるだけでございまして、御説明はお聞きしたいと思いますが、注釈のほうはあまり聞かしていただかなくても、また別の機会にお聞きしたいと思っております。
前回、本会議において猪俣議員、大先輩の猪俣先生が、佐藤総理にお尋ねになった。要するに二十七条に四十国会のあらゆる議論が集中した。そうして、それに対する総理の御答弁は次のようでございました。「関係大臣並びに法制局長官もこの条文がどういう審議の経過をたどり、」ということについては十分承知しているはずだ、こういうふうな御答弁があったはずです。
猪俣議員が触れられましたように、一切の本会議、委員会もない、あるいは週末でありますから各代議士は大かた帰省されておった、そういうような情勢の中において、どうしてもこの問題が公共の秩序に対して心配である、あるいは明白にして現存する危険がある、どうしても司法権に対して総理大臣の異議の申し立てという非常手段を使わなければならぬという判断を、何で土曜日の午後に対してあなたがお持ちになったか、ここではっきりお
○岡沢完治君 私は、民主社会党を代表いたしまして、総理大臣並びに藤枝国家公安委員長に対しまして、去る九日の東京地裁の決定に対する総理大臣の異議申し立てについて、先ほどの社会党代表の猪俣議員と同じ観点から、重複する点も若干あると思いますけれども、それはそれだけ事態が重大であるというふうに御理解いただきましてお尋ねを進めたいと思います。
○山田(長)委員 ただいまの問題は、昨年この法務委員会でわが党の猪俣議員及び坂本議員等も質問の衝に当ったてくださったのでありますが、これはやはり司法の威信にもかかわることでもあるし、もう一つは政治家全体の名誉にかかわることと思うのであります。人つくりを盛んに池田さんは唱え続けるが、こういう問題の解明がなされないとすれば、これは幾ら叫んでも意味のないことと思うのであります。
○篠田国務大臣 私は、先般の本会議で社会党の猪俣議員もおっしゃいましたように、直接逮捕をするとかさせるとか、その理由をただすとか、そういう立場に私はおりません。私は国家公安委員会の委員長として会議を主宰するといいますか、そういう立場におるのでありまして、一々そういう報告は受けておりません。これは法務省の管轄でございます。
でありますから、先般、猪俣議員が子供の誘拐事件について質問したとき、たまたまにせ証紙の問題に触れましたが、そのとき総理は、選挙違反については私は関係ありませんと答弁されましたが、あれは検事のお尋ねと思っての答弁かとも存ぜられまして、そうお答えになってもけっこうかと存じますが、私は、政治の問題として、一国の総理大臣、あなた、特に人づくりを唱える、指導者たるあなたに聞くのでありますから、大いに関係があるということを
○松尾参考人 猪俣議員の御提案は大へんごもっともでありまして、おっしゃったような趣旨を、再審の審理に当たられた裁判官の方々がもう少し深く考えて下さればよかったという感じがするわけでございます。しかし、立法論として一般的な形で考えるということになりますと、やはり若干の難点があるように思えます。
私自身むしろ社会党案に対して非常に大きな危惧の念を持ちましたのは、これは猪俣議員にも申し上げたことがございましたけれども、この案を提出されることによりまして、テロも悪いがデモも悪いというふうな形で相打ち案みたいなことが行なわれはしないか、むしろ対立案のようなものが出されるととをおそれたわけでございました。
あるいはまた、先ほど猪俣議員も仰せのように、これは一警察だけの問題ではない、今日の社会全体の問題で、いろいろな要件が重なっておるのであって、これを警察だけで幾らじたばたしたってどうにもならぬという御見解もございます。また、このいろいろな過程を通じまして、国会においてもまたいろいろな御議論も伺っております。また、世論等もいろいろ拝聴いたしております。